鑑定に出す前に、四隅と四辺をチェックする方法

鑑定では、センタリング・角・エッジ・表面の 4 つが見られます。センタリングは写真から測れますが、角とエッジはもっと近くで見る必要があります。鑑定費用を払う前に、明るい光とルーペで、表裏の四隅と四辺をすべて確認しましょう。

PSA の鑑定基準では、Gem Mint 10 は「4 つの角が完全にシャープで、ピントが合い、元の光沢が残り、シミがない」カードとされています。角に白い点が一つあるだけで PSA 10 は厳しくなり、鑑定に出して得かどうかの計算も変わります。

用意するもの

チェックリスト:提出前の 6 ステップ

  1. スリーブからそっと出す. スリーブやローダーからゆっくり引き出します。入れ口に角が引っかかると、これから探す白欠けそのものを作ってしまいます。
  2. 光を用意する. 真上から明るく均一な光を当て、もう一つのライトか窓の光を低い角度から当てられるようにします。カードは縁と色の違う無地のマットに置きます。
  3. 四隅を表裏とも見る. 真上から見たあと、カードを 45° ほど傾けます。インクがはがれた白い点、丸くなった角、打痕、層のはがれを探します。
  4. 四辺を表裏とも見る. 斜めの光を各辺に沿って動かします。辺全体に均一なカットの毛羽立ちと、扱いでできた欠けや白い点を見分けます。
  5. 傾けて表面を見る. 低い光の下でカードを揺らし、傷、印刷線、へこみ、指紋を浮かび上がらせます。指紋はマイクロファイバーでそっと拭き、強くこすらないでください。
  6. 気になる所はルーペで確認. スマホの写真では細かい白欠けを見落とすことがあります。怪しい所は 10 倍ルーペで確かめてから判断します。

角:減点につながるもの

いちばん多いのは白欠けです。印刷面がすれて、下の紙の白が小さく見えている状態です。ポケカの青い裏面のように裏が暗い色のカードは、たいてい裏面のほうが見つけやすくなります。

角の丸まりは傾けるとわかります。シャープな角はきれいな一点に集まります。打痕や折れは小さなへこみやしわとして光を反射します。層のはがれは角が割れているように見えます。

表裏すべての角を見てください。一つの角の傷だけでも、想定すべき評価が変わります。

エッジ:カット由来か、扱いによる傷か

斜めの光をゆっくり各辺に沿わせます。辺全体に同じように見える軽いざらつきや毛羽立ちは、たいてい工場でのカットによるものです。ぽつんとある欠け、白い点、小さな切れ込みは、扱いやスリーブ、ローダーによるものが多いです。

裏面のエッジも見てください。裏が暗い色のカードでは、表より早く、はっきり傷みが出ます。

スマホ写真でわかること・わからないこと

ピントの合ったフル解像度の写真は、最初の確認と記録に役立ちます。スクリーンショットではなく元の画像を使い、カードにピントを合わせ、角に反射が入らないようにしましょう。

ただし写真は凹凸がつぶれて見え、細かい白欠けや浅いへこみが写らないことがあります。写真は「確認すべき場所を見つける」ために使い、最後はルーペで確かめてください。

CenterMint の「四隅・四辺の拡大」を使う

センタリングを測ったあと、「四隅・四辺の拡大」で、元の写真から四隅と四辺の中央を元の解像度のまま、傾きを補正して切り出せます。カットの縁が見えるよう少しだけ背景も含めます。タイルをタップすると全画面で開き、ピンチで拡大できます。8 か所を 1 枚にまとめて共有することもできます。

アプリは拡大して見せるだけで、角・エッジ・表面を採点することはなく、写真に写っていない傷は見つけられません。CenterMint Pro の機能ですが、誰でも 1 枚だけ全機能を試せます。

見つけたことを判断に生かす

角やエッジに白欠けがあれば、PSA 10 ではなく PSA 9 以下を前提に考えましょう。そのうえで PSA 9 の価格で計算します:PSA 鑑定に出す価値はある?損益分岐の計算。センタリングにも上限があるので、センタリング計算機かアプリで測っておきましょう。

出典

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CenterMint で四隅・四辺を拡大する